1998年 クライシスビート プレイステーション バンダイ

バンダイから発売された対多数格闘アクション。つーかダイナマイト刑事風ファイナルファイト。「超豪華客船がシージャック! 助けろ!」と、いうストーリー。

えらく大雑把だな。

パッケージがマスターズファイターのようなイロモノ臭さがあるので買ってみましたが……

何だよ?

2プレイ可。

気になっぞ!

やれ。

めんどくさい。

では、教えん。

もう、どうでもいい。

……下の解説をどうぞ。

フッ……(素直に言えばいいものを)




選べるキャラは4人。左から、船のオーナーの娘『フェイスウ』(女子大生)、スーパーモデルの『J.J』(プロレスラー級の腕を持つ)、飛行機に乗るはずが、船に乗ってしまった刑事『エイジ』(熱血馬鹿)、エージェントスパイの『ケネス』(美形のキザ野郎)の中から選び、テロリストと戦っていきます。

変な食い合わせ。

ストーリー進行はエイジ&J.J組とケネス&フェイスウ組の二つの展開します。ボスやルートも変わってくるので、一度クリアしたら、別のキャラで遊んでみるといいでしょう。フェイスウがお気に入り。

クソガキだろ?

ボーイッシュな女の子だから。

女に見えんし、お前の好みなんざ知らん。

いや、普通に使いやすいぞ。コンボも簡単だし。

あ〜そうですか。

ゴツいキャラがいなかったですよ。ハガーのような……

それもなぁ……




基本は攻撃ボタン1、2の組み合わせでコンボ攻撃でボカスカジャン! ですが、R1ボタンを押しながら移動すると、ダッシュやステップを行動をするので、攻撃幅が広がります。

普通だな。

ジャンプ攻撃もあります。

基本だろ。

体力消費の緊急回避技『A.R.B』もあるよ。

メガクラッシュだな。

敵に接触するとつかみ技や投げができるぞ。

ふぁ〜あ……(あくび)

他にもベンチやドラム缶で攻撃できるぞ。

もういいだろ。

ロックオンカウンターもあってなかなか楽しめる作品になっています。

ロックオンカウンターって何だ? つーかここまで引っ張るな!




敵の後ろに障害物がある状態で攻撃すると、大ダメージ+ボーナス5000点! 場所によっては、ショーウィンドウや手すりなど、掴めない障害物などもありますので、敵を壁に追い詰めてボカスカジャン! しましょう。

ピアノとか配電盤もできるのか?

無理。ただ、ロックオンカウンターが可能な場所が限られてザコ以外ではあまり使えないのが難点。

その上判定が厳しく、障害物を掴んでしまうことが多いぞ。

50000点毎に残機が増えるので狙っていきましょう。

結局点数稼ぎしかできないのかよ。




ボス戦で敵を倒すとフィニッシュシーンが入ります。

おっ! モータルか?

最後の一発がスローモーションで流れるだけです。

いらん。

ボスはそれなりにカッコイイぞ。

ゴツいキャラばっか。

主要ボスキャラ以外は音声が無いのが残念。

もったいねぇ。

あと、エフェクトが少ない。

結構致命的。

血が出ない。

モータルのやりすぎ。

アイテムの銃がその場限りのボム扱い。

ファイナルファイト風だから。

ハンバ!

わけわかんねぇ!





まぁ、大体の内容を把握できたかと思いますが、何となく物足りなさが残る作品になってます。この作品の醍醐味とも言えるロックオンカウンターも使えそうなものでもできなかったりして残念です。
ただ、誰でも気軽にすぐプレイできるという点では、いいものだと思います。段々複雑化されるゲームの中で、ファイナルファイトのようなアクションは貴重になってきたと思います。今のゲームはやれグラフィックが凄いやら、ストーリーがイイやらで、肝心なゲーム性が薄れてる気がします。

多分な。

昔は今のようなグラフィックは無いけど、ドット絵でボタンも少ないけどすぐ遊べるゲームが多かったと思います。

クソゲーも多いが。

そういった意味ではクライシスビートは良作かと思われます。実際プレイしてみると、サクサク進むし、ポリゴン(ムービーじゃないよ)も綺麗で、表情もしっかり変わるので、決して手抜きではないです。ちょっとした暇つぶしや息抜き、友達が来た時にサクっとプレイできるそういうゲームです。マイナーなゲームだから多分高くないかも。まぁ、物好きはプレイしてみてね。

物好きって……


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クライシスビート