2006年 仮面ライダーカブト プレイステーション2 バンダイナムコゲームス


キャストオフ。クロックアップでお馴染みの、仮面ライダーカブトのアクションゲームです。

開発は相変わらず外注だがな。

カブトは人気ですね。個人的に平成ライダーはW(ダブル)でハマったので。後発となります。

今までのライダーゲーの酷さを知らないということか。

ちなみにお値段\2000ぐらいでした。

何でこんな奴が、安く買えるんだ。と、見ている奴は思うだろうが、こいつのことだ。批判で終わるから、許してくれ。

何をいうか! ちゃんとクリアまでプレイするさ。

やれやれ……何も知らん奴は、いいよなぁ。あんたは。(地獄兄弟風)




おばあちゃんが言っていた。プレイするときは……と、唐突ですが、天道の音声が。

これはちゃんとツボを押さえている。

これはポイント高く、笑えた。




まずはバスターモードを。これがストーリーモードらしいので、最初に選択。

写真の様に、クリア後に選べるルートもあるぞ。

それではカブトでクリアを目指します。




地球に隕石が落下。その中にワームと呼ばれる生命体が付着していた。ワームは増え続け、人々に擬態し襲い始めた……って、解説なしです。ナレーションもテロップもありません。

それでも、よくわかったな。

まあ、本編は見たので、記憶しています。が、所見は置いてけぼり感は否めません。

というか、今までがそうだったから、別に何とも思わんな。そもそも、原作を知っている人がプレイするものだからな。

展開が読めないアナタ。なんとか話に着いていきましょう。




さて、ゲーム開始です。って、ライダーは!?

意外だが、最初はゼクトルーパーを操作する。まあ、過去作でも、アナザーキャラはあったが。

しかもボコボコ。

とりあえず、遠距離だな。

展開は読めますが……




全滅させると、ゼクトルーパーが残っていたワームを蹴散らします。が!




ワームが脱皮。変異して襲ってきます。しかし、ゼクトルーパーは、ワームに勝てず、全滅かと思われた。その時!?




ようやくカブト(天道)の登場! これからが本当の戦い。……あれ? カガミンの屋上イベントは?

仕様だな。

それより、天道の顔が見えないのは仕様でしょうか?

モデル自体はあるだろうが、多分、大人の事情だろう。




ゲージを溜めるとキャストオフが可能に。

原作を知ってるやつは、キャストオフしないようにな。ま、原作重視の話だが。




さらにキャストオフ後にゲージを溜めると、クロックアップが可能に。クロックアップ中は敵が遅くなり、一気に攻め放題。

おっと、必殺技も使用可能だぞ。

ここで注意。普通にボタンを押しても、カウントするだけで、何も起きませんが、3カウントを取ることで、必殺のライダーキックを放つことができます。「何も起きないじゃん!」と、知らないで、ボタン連打した人は注意。

お前だけ。

ちなみに、カウント、攻撃、カウント、攻撃を繰り返すと、ゲージを余すことなく使えるので覚えておきましょう。




必殺技でトドメをさすと、デモがあります。

カットも可能だが、一見の価値アリだぜ。




ライダーは次々出てきます。が、ライダー同士って戦うのって龍騎じゃなかった?

それはそうだが、実は劇場版も混ざっているから、話がややこしくなる。コーカサスはTVに出ないぞ。




コーカサス戦後。加賀美が意味ありげなセリフを言いますが、なんじゃこら?

劇場版はゲームでは関係ない。ちゃんと観ればわかるが。




キックホッパー&パンチホッパー戦はかなりキツイ。両者クロックアップを使うので、超強敵。実は一度ここであきらめました。

で、これは倒しているが……チート使ったか?

失敬な! 今回はちゃんとプレイするって言ったじゃん。○+×ボタンでの掴み攻撃が、非常に有効だということがわかったから倒せたんだよ。

攻撃をガード後に狙うのがセオリー。




ラストはダークカブト。ですが、こちらは既にハイパーフォームになっています。唐突過ぎ。

ダークカブトは強敵だが、相手は最初がマスクドフォームということを逆手にとって、掴み攻撃で攻め、必殺技で確実にトドメを刺すのが鉄則。

パーフェクトゼクターの必殺技って、半分以上減らせるからね。でも、ライダーキックじゃないんだよね。

ハイパーライダーキックは使えるはずだが……

何かの都合でしょうか?




以上が大体の内容です。

他のルートは?

面倒です。そもそも、難易度が高過ぎで、隠し要素出現条件のノーコンは難しいです。展開も違うようなので。

そうだなぁ。第一話でカブトゼクターが加賀美ではなく、天道を選ぶ辺りは屋上だった。ザビー矢車も、影山が負傷するから、戦闘を中断した。矢車を倒したわけじゃない。他にも色々あるが、ゲーム性重視だな。操作系統に関しては、中々まとまっていたんだが、子供向けでも、ゲーマー向けでも無い。コレクター向けだな。

シリーズでは比較的出来が良いようですが、所詮キャラゲーなので、イマイチ。カブトに愛着がある人は、とりあえず押さえるだけでいいです。というか、カブトファンというより、水島ヒロファンは買いましょう。最初で最後のゲームかもしれませんし。

まあ、連打ゲーの555やジャンケンの剣に比べれば、十分だが。唯一の良い点は?

ハイパーガタックが存在していること。ハイパーバトルビデオ(DVD)の登場ですが、後のシリーズでは、見事に抹消されているので。

これは子供しか知らない場合が多いかもな。

まあ、それなりの出来です。今までがアレなだけで。以上、仮面ライダーカブトでした。ウッ! ハーッ! ダダダダッ!(FULL FORCE)


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仮面ライダー カブト