1998年 装甲騎兵ボトムズ -ウド・クメン編- プレイステーション タカラ


リアルロボットの原点、ここにあり。それが装甲騎兵ボトムズだ。

今までのゲームでは外伝が多かったからな。

さっそく、キリコと共に地獄へ付き合ってもらう。

何をロッチナ風に言っているんだ。

そう、地獄へと……

い、意味深だな。




第一話はバトリング。終戦は次のミッションです。

順番が逆だろ。

多分、回想と捉えているので。




ミッション開始時に、ミッションディスクの設定があります。

マッスルシリンダ活性とか、どういう意味なんだ?

まあ、最初のミッションなんで、初期状態でもクリア出来るでしょう。決定っと。

適当だな。




最初はボモーの乗るスコープドッグが相手です。

本当はコニン少尉な。




戦闘開始です。方向キー上下で移動、左右で方向転換。L1R1でスライド移動。L2R2で仰角変更です。移動したい方向に二回連続押すとローラーダッシュが使用可能に。これで高速移動が出来ます。また、武装は勿論×ボタンのヘヴィマシンガンと□ボタンで殴るアームパンチの二つです。

待て、待て、待て! 攻撃が当たらないぞ! しかも、しばらくすると攻撃出来なくなったぞ。対処は!?

がんばれ!!

それだけかよ!




ああ、オレのスコープドッグが……

それは漫画版だろ。一体全体どういう意味なんだ。ロックオン不可って。しかも補正すら効かないとは。

だせぇ〜っ! FPS好きでもクリア出来ないでやんの!

それとこれは別ゲーだろ!




まずはミッションディスクの設定からはじめましょう。上から順に説明します。
脚部マッスルシリンダ活性……低いと長時間ローラーダッシュが使用可能。高いと速度が出ますが、使用時間が短いです。
上腕部マッスルシリンダ活性……低いと、攻撃時のPPR劣化が無くなります。高いと仰角の速度が上がり、命中率も上がるらしいですが、このゲームでは無意味に近いので、低い方がいいです。
心配ジェネレータ代謝機能……高いとオーバーヒートの回復が早いですが、同時に劣化しやすくもなります。
装甲段階……高いとHPが上がりますが、移動速度遅くなります。
とまあ、よく熟知してないと、設定は難しいです。

キリコはいつもこんなことしてたのか? さすがレッドショルダーだな。

オススメは写真の設定がいいかと。ローラーダッシュは常に使いたいし、攻撃も遠慮なく行いたい。劣化しやすいPR液は、ジェネレータでカバー。装甲はお好みで。

ところでPR液って何だ?

ポリマーリンゲル液だよ。人間で言う血液みたいな物。

そうじゃなくて、劣化とか、どういう意味なんだ?

知らべろクズ!

ぶっ飛ばしたろかい!




レッドショルダーのミッションでは、専用のミッションディスクが。

高威力かつホーミング性能のあるミサイルポッドが役立つな。

300発の四連装バルカンもオススメ。

だが、難しさは相変わらず……




さて、ボスでもあるブルーティッシュドッグは、物陰に隠れながら攻撃するとグッド!

せこい。

また、敵は右に銃火器を装備しているので、右回りにローラーダッシュすると攻撃を受けにくいということも憶えておこう。

やっぱりせこい。それでも、難しい……




ロッチナも登場しますが、ここだけです。次回予告でもやればいいのに。

ナレーションはキリコ自身がやってるようなものだからなぁ。




さて、このウド編のシナリオも終盤ですが、これがキツイ。敵全滅が基本なので、撃ちもらしが無いようにしなければなりません。

で、コソコソと攻撃しろと。

ATも強敵ですが、一番の敵は高台に居る治安警察(バズーカ)がやっかい。

死角にもぐりこんでも、他から攻撃されるからな。




アイキャッチャーはここだけ。

何故に?

まあ、フィアナの所で前後編に分かれているからだと思うけど。フルCGのアイキャッチャーは貴重かも。




いよいよクメン編です。クメン編は二話のみ収録。

短いな!

チラリとベルゼルガも登場しますが、アッセンブル三銃士の面々は登場しません。カン・ユーのみです。

殆どウド編じゃねぇか。




クメン編で初登場。オート・トラッキングです。

トラッキング……ってビデオの映像調整か?

古ッ! でも意味はそうかも。これは起動すると、銃撃に補正がかかります。

やっとかよ! しかも特殊挙動扱い!?

でも補正がかかるのはATのみなので、人間には無効です。ひょっとしたら、キリコが徹夜で組み上げたミッションディスクかもしれませんね。

それはブルーATと出会ってからだろ。




そのブルーAT(スナッピングタートル)は超強い。オート・トラッキングでなければ攻撃が当たらないかも。PRの比率はPPR重視で撃ちまくれ!

だからって棒立ちで撃つなよ。




ブルーATの正体を掴めぬまま、ゲームエンド。

クリアするのは至難の業だったな。

PS版ではベルゼルガ物語が前作に当たりますが、このゲームは設定に忠実過ぎてクソ難しいです。

ロックオンはともかく、ポリマーリンゲル液の設定のせいで、ローラーダッシュや攻撃が思うように出来ないのは大問題だな。

前作にあたる、ベルゼルガ物語の操作性を考えると、これをクソゲーと捉えるか、原作に忠実と捉えるか……それはアナタしだい。ちなみに続編はありません。

外伝は出ているが、別ゲーだからな。

キリコと共に地獄へ付き合いたい方はどうぞ。キリコの偉大さがわかる一品でした。

出来れば二度とやりたくない内容だぜ。


レビューTOPへ
装甲騎兵ボトムズ -ウド・クメン編-