1997年 ディフィート・ライトニング プレイステーション ディー・クルーズ


『ディー・クルーズ』という会社の処女作。史上初の格闘レーシングゲーム。

どんなジャンルだ!?

6人の主人公から一人を選んでビークルレースを勝ちぬこう!

マリオカートのバトルみたいなモンか?

……では行こうか?

一瞬詰まったのが気になるが……


オーバーブースト!!(ちがう!)


各レース前に予選が行われます。予選はタイムアタックになっており、速いタイムを出すことで本選のスタート位置やスコアが良くなります。ただ、五周もしなくてはならないので非常にめんどくさい。逆にわざとスタート位置を後ろにして戦う方法もあるのでお好みで。あと使うボタンが多いのでマニュアルをしっかり見ておきましょう。

L2R2でパンチしたぞ。何コレ?

知らん。早よ行け!

マニュアル見せろよ!




本選ではライバル達が入り乱れて戦います。

さっきから「戦う」「戦う」って何なんだ?

ルールはポイントが高い人か全員殴り殺した人が勝ち。ゴールはない。

レースじゃねぇ!

チェックポントを速く通過すればポイントがもらえるよ。

でも殴ってくるんだろ?

死んだら負け。ついでに殴っていいのはボールを持っている奴だけ。後は減点される。

じゃあ殴り殺せないじゃん。

要はボール持って逃げる減点無視で殴り殺す

やっぱレースじゃねぇ!



殴り殺して逃げる!


バカ正直にボール持って逃げてたら張り倒されます。よって最初から倒しておくとグー♪ 一人になればボール持って逃げればいいわけだし。

スコア低ぅ!




全レースを優勝しエンディング……とはいかない。謎の軍団が出てきました。

よくあるパターンだな。

「これはテストだ」「一周したら勝ち」「途中で3人邪魔するよ」とのこと。

じゃあ、今回は逃げればいいのか。

ココでついに出た。CPUの特権鬼反応

おいっ! 何だあの動き。明らかに慣性無視だろ!

やたら攻撃してきます。しかもこのステージでは回復できません。とにかくコースを覚えて逃げ切るしかない。

きっつ〜!




実はこの大会は優秀なパイロットを選ぶ為にあったのだ。だから私に協力しろ。でなきゃ殺す。なんてことをほざきやがった。

もちろんNOだな。


クリア不能?


負けました。

無理だろ! こんなモン!

ルールは先程と同じですが、相手は無敵。しかも飛び道具使ってきます。おまけにイベントのせいでダメージを受けている。不利過ぎ。

もういい!

「あ、もしかしてクリアできないイベントかな?」と思い、選択肢をYESにしてみました。バッドエンド。マジでキツ過ぎ。コレがスタッフの汗の結晶だったのか……

それは違うと思う。




クリアしてないのでここまでしか言えませんがどっちつかずなゲームです。スピードやコースに関してはワイプアウトのような感じがして良いです。グラフィックも水準以上なので決して悪くない。これにアクションを加えたことで食い合わせが悪くなってる。『コーナーを攻めながら殴る』など無茶な話です。それに合わせて使うボタンも多いし。1つに絞るか、2つに分けたら遊びやすかったと思う。とりあえずもう少しラスト頑張ってみます。

無理すんな。歳なんだから。

そうだね。

喰いつけよ!


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