2002年 忍風戦隊ハリケンジャー プレイステーション バンダイ


スーパー戦隊シリーズの一つハリケンジャーのゲームレビューです。

珍しいな。お前が戦隊ものをやるなんて。

安かったというのもありますが、個人的に忍者≠ノ強い憧れがあるから。忍者龍剣伝。スーパー忍。忍者COPサイゾウなど……

全部ゲームじゃねぇか。

だったらカクレンジャーにしてくれよ!

ゲーム化されてねぇよ!




テレビはあまり見てませんので、記憶だけで紹介します。各シナリオごとにジャカンジャの出現デモ、おぼろさんの出動命令があります。

この辺は省略しても構わんぞ。

ところで、このザコのマゲラッパって、こんなにクネクネしてたっけ?

いや、知らん。見てないから。

妙なリアルさ。キモイ(ホメ言葉)ので、一見の価値あり。

実は、このポリゴンが意外に奇麗だったりする。




リーダー選択はプレイヤー。パートナーはCPUです。二人プレイ時は各々が選択してください。

チェンジっていうのは?

これはシーンが切り替わるごとに、別のキャラに変わります。まあ、全キャラの演出が見たいなら、これもアリかと。




ゲームは2Dアクション。まずはザコのマゲラッパを片っ端からやっつけましょう。その後、怪人と戦っていきます。

ん? 見たところ奥行きがあるようだが?

これが実はフェイクでネック。敵の攻撃は3Dですが、プレイヤーは2Dでしか攻撃出来ないので、場合によっては攻撃を食らったりします。対処としては、パートナー依存か、距離をとること。飛び道具は隙だらけなので、イマイチ。ただし威力高。

つまり、攻防のバランスが重要だな。




ハリケンジャーといえばコレ。トドメファイナル!!

それはサムライガンマンだろ!

違う! ライジング ザン ザ・サムライガンマンだ。

フルネームで言わんでもいいだろ。

必殺技は開始技で発動し、意外に外れやすいので注意。

コンボ中がベスト。




例によって、巨大ロボの出番です。

おっと、ちゃんと合体ムービーがあるぜ。

無くてもいいけどね。造形は奇麗だから。




さて、このロボ戦が曲者。まずはステップ1ですが、こちらから直接攻撃をしかけることができず、敵弾を跳ね返すことでダメージを与えます。また跳ね返しが不可な攻撃もあるので、回避も重要です。
その後、チャンスマークが出ると、□ボタンでステップ2へ。ステップ2ではボタン連打で何故か力比べ。これは演出のみで、ダメージは与えられません。

面倒くさいな。

これが本当に面倒。失敗すると、ステップ1へ戻るので、気が抜けません。




そしてステップ3でようやく攻撃可能。左右に逃げるので、追い討ちを仕掛けましょう。

必殺技ゲージが溜まっているなら、それもいいかもな。




そして、トドメファイナル!!

ライジング ザンから離れろ!

違う! ライジング ザン ザ・サムライガンマンだ。

さっきと一緒だろ!




ステージが進むと、豪雷神や天空神も登場します。勿論ムービーで。ただ、最後だけ貼り絵です。何で?

う〜ん……放送中だったからじゃないか? ゲームも途中で終わるし。

そうなのかな? 容量の関係かもしれないけど、何かスッキリしません。




一度クリアすると、特別編が出現。ハリケンジャー、いきなりピンチです。と、そこへ……

どうなるんだ?




スーパーウルトラセクシィヒーローの登場です!!

またか!? しかも画像付!

というのはウソ。

当たり前だろ!




前作の主人公ガオレッドの登場です。

ああ、ライジング ザンのせいで、世界観ぶち壊し。

実はパッケージ裏に書かれているので、あまり新鮮味は感じませんね。

ライジング ザンだったらよかったのか?

うん!

屈託の無い笑顔で言うな!




話が大分逸れましたが、ゲーム自体はよく作られており、ファミコンのジュウレンジャーなどに比べるとかなりの進歩です。ですが、相変わらず巨大ロボの戦闘は雑でした。

前作のガオレンジャーはどうか知らんがな。

今作はガンダム・ザ・バトルマスターのナツメが行っているので、少し期待しましたが、はっきり言って普通のゲームです。子供向けの。隠し要素も多いですが、簡単に出現し、飽きが早いです。こうなれば、残るは対戦でしか遊べないのが難点。まあ、ガンダムもそうだったけど。

まあ、昔に比べればマシってことでいいんじゃねぇか?

ワンコインで買ったからね。と言うわけで、サムライガンマンをオススメします。

どうしても、推すつもりか!


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忍風戦隊ハリケンジャー