1998年 破壊王 キング・オブ・クラッシャー プレイステーション ファブ コミュニケーションズ


サラリーマン、壊しまくり。がキャッチコピーの破壊王です。

いや、意味がわからん。

実際オープニングムービーを見ても、理解不能です。いきなり、消防車のオモチャを壊すシーンとか。ちょっと怖いです。

何で解説が無いんだよ。いや、無いから怖いのか?

実は説明書にストーリーが書かれているので、どうしても知りたければそちらをどうぞ。知らないと、怖いままなので、それはそれで楽しめるかと。

まあ、ここで書かなくても、調べれば出てくるだろうがな。




それではスタート。何故か実写の入ったムービーですが、この辺はわかりやすいです。

要は、主人公が謎の生物に噛まれて、破壊衝動を起こすということだな。

ちなみに、主人公の名前は『司馬九造』です。

しば、きゅうぞう……? いや、しばくぞう? シバくぞ!?

なんてわかりやすいネーミングなんでしょう。もうこの辺でスタッフをシバきたいところですが、ガマンガマン。




さてゲーム開始です、上の短いゲージが、破壊率で、これが最大の状態で目的地に到着すると、クリアです。下の長いゲージはドーパミンで、所謂体力的なもの。ゼロになるとゲームオーバーで、時間と共に減っていきます、回復方法は破壊あるのみ。

逆に言うと、破壊しきれていない場合は、破壊物を探すという悪循環に陥るわけだな。

そこがポイント。とにかく破壊しなければならないのですが、どれが破壊できるオブジェクトなのかわかりづらいです。また、操作性も劣悪。移動だけで、水中にいるような操作間感覚です。

カメラアングルもだな。




ステージ2からは敵が出現します。が、こちらの攻撃は無効。しかも、ドーパミンは減るので、逃げる方が無難。勿論無敵時間なんてありません、

破壊率にも注意しろよ。




ゲームが進むにつれ、司馬九造の体に変化が。なんとモンスターに変化してしまいます。これはやっぱり怖いかも。

まあ、最初のムービーから見てればそうかもな。

ですが、やることは一緒。むしろ、デカイので当たり判定が大きくなりすぎて、良い的。

パワーダウンしてるな。




中盤になると怪獣に変身。

ちょっと待て! 集中砲火受けてるぞ!?

これがつらい。空中への攻撃がサマーソルト以外無いので、ゲームオーバーは当たり前。幸い、タックルでも攻撃できるので、ジャンプで体当たりをするのがオススメ。

これ本当に進化してるのか?




以上が破壊王の内容です。

あれ? クリアしてないのか?

異常な操作性、カメラアングル、無敵時間無し、合わない音楽……など、ストレスが溜まります

ストレス発散ゲームと書いてあるが、それでストレスが溜まったら、無意味だもんな。

火を噴くことができるシヴァまで進化しましたが、このステージがやけに難しい。全然破壊率は溜まらないし、敵も多いのでクリアは諦めました。良い所も見つけられませんでした。

コイツも低評価なので、物好きでもやるなよ。ストレスと金の無駄だぜ。


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破壊王 キング・オブ・クラッシャー