1996年 ローンソルジャー プレイステーション Virgin


海外から移植されたアサルト3Dシューティング。

タイトルごっつっ!

タイトルは気合が入っているのにゲームは……洋ゲーにはよくあることなので、そういうことも踏まえて楽しむのが洋ゲーの醍醐味ですな。

そんな醍醐味いらねーよ!


ムダにデカいハンク


主人公のハンクは特殊部隊上がりの兵士。だから敵の銃なんか喰らってもなんてことない。手に持つマシンガンと手榴弾で敵を蹴散らして制限時間内にゴールをめざせ....とルールはそんな感じです。ですが……

何だ?




ゴール時に『敵打撃率』を目標までクリアしないとそのステージの始めからやり直しになります。

ひどっ!

意地でも敵を蹴散らさなければなりません。

無敵時間無ぇーしよ!




無敵時間が無いのは洋ゲーの運命だとしても(嫌な運命)照準が異常に合わせづらかったり、視点が最悪です。上の図はボス戦ですがボスが見えません。

うわぁ……

ついでに言うなら任意に視点が変えられません。ステージ中にこのような場合が必ずあるので視野の広い場所で戦うか、あきらめましょう。まあ、これも運命ってことで。




ついでに見えない壁があって行けそうでも進めません。

はじめから作るなよ。その道。

あとこのステージから物量で攻めてくるので改造コードは必須です。

ショボっ!

バカヤロウ! 洋ゲーにはチートは付き物なんだよ!

実力の無さを認めろよ!

ちなみにチートコマンドはポーズをかけて→↓○△↑→でポーズを解除すると残弾数含めて完全回復します。

コード必要ないじゃん!

いや、めんどいから。

なら初めからやるなよ!



サブゼロがいるよ(ちがう!)


今度はセクター(だから違うって!)



このステージのボスは二人組でセクター(もういい)軍団を倒さないとダメージを与えられらない上に、いざ戦闘になると片方が一定ダメージで無敵になります。

何で!?

つまり、交互にダメージを与えないと一生倒せません。

酷いなオイ!

な。コードは必須だろ?

そうでなくても使うくせに!




さてラストステージは魂斗羅のように宇宙へ。そして敵基地に殴りこみ! プラズマガン(?)連射されまくってます。熱い歓迎だぜ!

よくあるセリフ。




ラスボスも二人組ですが、側近の女を倒さない限り絶対ダメージを与えられません。ついでにシールドを装備しているので「ヒット&アウェイ」という消極的かつ私的に面倒極まりない作業をしなければならないのでやめたい。ラストはキミの目でたしかめよう!

これもよくあるセリフ。




結局このゲームはハンクの息遣いがウリのゲームです。

そんなもんウリにされてもうれしくねー! つーか、ラスボスの写真掲載してるじゃん!

昔から思っていたのだ。なぜ攻略本にラストが書いていないかと。

いや、楽しみが無くなるからだろ。

仮にそうだったとしても、ラスボスが倒せないで嘆いている子供もいるだろうに。

そりゃあそうだが、倒した時の実感は格別だぞ。

いや、きっと攻略本スタッフがクリア出来なかったか、ゲームメーカーとの――

そこまでにしとけ!

お金?

リアル過ぎ!

個人的にはラストが書いてある方が攻略本としての実感があると思うが、みなさんはどうだろうか? うむ。たまにはこんなシメで終わってやるか。

ただ単に書くことがなくなっただけだろ。


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LoneSoldier