1993年 ジョイメカファイト FC 任天堂


個性豊かなロボットが戦う格闘ゲーム。格闘ゲーム全盛期でスーパーファミコンも登場しているのに関わらずファミコンで作ったという漢気ぶり。それはともかく基本は忠実なのでなかなか侮れない作品です。

ムチャしやがって。




ロボット工学で有名の『イーモン博士』と『ワルナッチ博士』がおりました。ある日イーモン博士が研究所に来てみるとメチャクチャになってました。それからしばらくするとワルナッチ博士がロボット軍団を率いて宣戦布告。イーモン博士は悩んだ末に関西に修行に出ていたお笑いロボ『スカポン』を呼び出し戦闘ロボットに改造。ワルナッチ博士を正気に戻すべくロボット軍団と戦ってゆくのでありました……ってロックマンみたいですね。

たしかに名前がそれっぽいが……




パンチとキックそして必殺技を駆使して戦っていきます。ラウンド制ではなく３本あるライフが０になった時点で終了。相手のライフを一本減らすごとにスタンバイ状態になって若干回復します。つまり、ライフストックを維持できるので有利にも不利にもなります。また、制限時間は無くフィールドもループするので追い詰められることはありません。




最初の８体のロボットは研究所から持ち出されたロボットが操られているだけなので仲間になります。スカポンではパワー不足感が否めないので非常に助かります。特に『ホノオ』はオールラウンダーの最強候補。彼を使って進んでいくといいでしょう。他は最強のネイカイテンアッパーを持つ『ネイ』がオススメ。




各エリアの８体のボスを倒すと『四天王ロボ』が登場します。四天王ロボは大抵は射程が長い攻撃を持ちますが、コイツだけは別です。しかも一度倒してしまうとストーリーモードでは戦う機会がありません。妙にレアな存在です。

データを消せば戦えるが、そこまでしたくねぇなぁ。




第三ステージでは曲者ぞろいのロボット達が待ち受けてます。ゲンリュウケンの『シェンロン』空中戦の『ホバー』＆『スター』など強敵ぞろいです。しかも四天王の『ガーボーグ』は攻撃範囲に穴がありません。しかし、このステージ共通の対処方法をしっていれば難しくありません。その対処とは……何だろうね。

言ってみただけかよ！

写真がヒントです。




パチモノ軍団を倒したらいよいよ最後です。最後の四天王『ホウオウ』はホーミング性のある『ホウオウキャノン』や天まで吹っ飛ばす『ホウオウアッパー』など強力な技の持ち主です。ただ何度も戦ってると必ず穴が見えてきます。その穴とは……何でしょうね。

またかいっ！

写真がヒントではありません。

最悪っ！




一度クリアしただけで満足してはいけない。難易度に『ハード』が追加されます。以降２ステージから始まります。さすがに相手の反応が早くなって難しいですが、クリアすると対戦で四天王以外の敵ロボットが使えるように。これなら対戦で飽きることはないでしょう。さらに追加された『スペシャル』では四天王も使え楽しいこと請け合い。合計36体ものロボットが選べます。ただしクリアできたらの話ですが。

何か、ムカつく言い方だな。




スペシャルではスキがほとんどありません。ましてやキャンセル技や強必殺技も平気で使ってきます。対処としては――

どうせ言わないだろ

セオリー通りカウンター狙いです。

セオリーって、今までそれだったんかいっ！

ホウオウの場合だとホウオウキャノンやホウオウクラッシュが狙い目。ただし早めに対処しないとホウオウアッパーで返り討ちです。

日常からカウンター狙い奴のくせに。

肉を切らせて骨を絶つだ！

言うなればゴリ押し。

あははは……確かに。でも、ゴリって何だよ！？

そこに噛み付くんかい！




わーい♪

何が「わーい♪」だボケ！

つーことでこれでおしまい。必殺技や操作も簡単でキャラクタや音楽もコミカルなのでいかにも任天堂っぽい作品です。だから任天堂だ〜い好き。

媚び売ってるんじゃねぇよ！

何ぃ！　ホウオウキャノン！！

ギャーッ！

ででででれれれ〜ん♪　でん♪　でれれで〜ん♪(勝利のテーマ)　この作品のスマブラ出演を希望して止まない。切実に思う。そんな今日でした。

メテオシュート！！

ホウオウアッパー！！

ギャーッ！(二回目)

ででででれれれ〜ん♪　でん♪　でれれで〜ん♪

以降彼らは、十回程繰り返した。



ストUは波動拳も出せないオレがハマったジョイメカですが、当時はホノオを使わせたら負ける気がしないカウンターっぷりを発揮しました。たけどストUの方が持ってる人が多く、ストUでいつも負けてました。

だっせぇ〜っププッ。

ゲンリュウケン！！

ギャーッ！(三回目)

そんなワケでチョイ技を紹介します。

強必殺技 必殺技入力後に十字キーに前を押すと強必殺技が出せます。(逆もしかり)全部が全部そうではありませんが、トレーニングモードで確認すると威力がわかり易いです。CPUの飛び道具が速いなぁと思うのはこのせいです。ネイカイテンアッパー最強説はここからきてます。
対地対空技 ホノオやスカポンの突撃技はAボタンBボタンで高さが変わります。ローリングスカは発動後入力で、ファイアーボールはコマンドの最後を変えることで変わります。また、空中でも発動すろことができます。カエン、スカポカーン、ボコボコなども該当します。
キャンセル技 オーソドックスなのはサスケのカギヅメスライディングです。
他はホウオウクラッシュやフライングニーキックは十字キー押しっぱなしでボタンを連打すると２発入ります。
ザコのシンクウタメ〜は入力後ジャンプで空中で発動。しかも威力が上がります。
スペシャルのストーリーモードで相手が使ってくるので研究して色々試してみるといいですよ。
ランダム対戦 ストーリーモード以外で『スタート＋セレクト』で次々とランダムキャラ対戦が始まります。メリットはたま〜に四天王が使えること。すぐ発見できる有名技なので言うまでも無いかな。
オプションモード タイトル画面で『セレクト＋Ｂ』でオプションモードに。サウンドテストやセーブデータの管理が行えます。ストーリーモードでダチョーンと戦いたい人はどうぞ。

当時は『スペシャルクリア』→『申し訳ありませんがセーブデータが消えました』を腐るほど繰り返しました。何度泣いたことか……

だからやり込んでるんだな。

腹癒せのトルネードエナジー！！

今回やられてばっか〜っ！


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