スコープドッグ HSC
 第一回オラタコ選手権に向けて作成したオリジナルスコープドッグ。BD2号機と同じくパテ(こちらはポリエステル)による削りだしが目立つほか、大胆にもWAVE発売の144/1テムジンのパーツを無駄に使っている。・・・結局選手権には間に合わず、BD2号機とともにホコリを被っていた。なお使用したキットは1/35スケールのレッドショルダーカスタムで昔タカラで販売したもの。だから超もったいない。アホですな。
ATM-09-STHSC?
 完成予想図その一。上記の写真をトレースし若干修正たもの。実はラフ画など用意せずに、いきなり組み立てたので行き当たりばったり感炸裂。無計画。そら完成せんわ。何がしたかったと言えば、ATの基本構造が人間に近いという概念の元『より人間らしく動くAT』がこの機体のコンセプト。で、よく動くと言えばバーチャロイド。当時144/1のキットが販売されていたため、問答無用で流用。(このキットは形や可動は良いが、普通に組むとスキマが目立ったり...)「まんまテムジンじゃねーぇか!」何て思うかも知れないが、それなりに理由(言い訳)があります。
 まず、テスタロッサの存在。『青の騎士』でおなじみの異形のAT。シャドウフレアはまだATらしさが残っていたが、テスタロッサに限ってはもはや別物。一目惚れと同時に「なるほど。こういうのもアリか」というわけでテスタロッサの“異形さ”を。
次に量産性。ATと言えばATM-09-STが有名。というか大好きなのでコレ以外に考えられない。同じくH級のFXシリーズでもいいが、やはり大きさがアレなので却下。(あれ?テッサは?)
 次は動き。機動性でいえばライト・スコープドッグ。機敏性ならエクルビス。ここは前者を取って軽量化する方針で。そしてATの高速移動の要となるグライディングホイール。更にターボカスタムのジェットローラーダッシュなんて物も存在するが、テーマに合わないのでカット。では移動はどうするのか?そう“走り”である。その為に軽量化(シリンダーむき出し)、テムジンの様に前屈姿勢でのダッシュをするために腰部幅つめ&装甲版の排除。これにより走ることの出来る可動を。
 最後に瞬発力。いくら走るのが速くても、とっさの回避や高速移動なんて無理。そこでバララントの宇宙戦主義によりバーニアが標準装備されているファッティーを...と言いたいところだが、残念ながらラインナップには無いのが実情。それに曲線形のパーツは合わない。とか何とか考えて3秒後。「あ、アレだ」ファッティーの前の機体『ブロッカー』である。アレならガチガチの外見なので合う。という事で腕をブロッカーの物を改造と解釈。同時にアームパンチの廃止。バーニアは足裏のみに配置。出力調整により、状況に応じて短距離高速と長距離低速を使い分けできるように。ただし、足裏なので稼働時は少し上空に跳ぶ必要がある。(アーマード・コアの空中オーバーブーストだと思ってくれればいい)
 以上が大体の言い分。バララントとギルガメスのATの合成、次世代機体と旧機体の合成、カトキハジメ氏と大河原氏の合成・・・私の頭の中では夢のタッグマッチコラボレーションフェスティバルが開催されましたが、見事に百年戦争の引き金になりましたとさ。
ATM-09-STHSC
完成予想図その二。上記の絵に適当に彩色したもの。塗りが雑なのは仕様だぜ。それでは機体解説。

■ATM-09-STHSC
スコープドッグ ヘルスプリンターカスタム(地獄の走者)

■SPEC.
前高:3908mm
基本重量:????
装甲厚:3mm
最高走行速度:42.38km/h(通常歩行時)80.22km/h(走行時)285.37km/h(ブースト時)
PR交換時間:180h(通常歩行)15h(走行時)3m(ブースト時)

■武装.
ショートバレルマシンガンx1 機雷x1 GAT-42x1

■機体説明
外観はスコープドッグだが軍で使用されたATM-09とは全くの別物。なぜなら機体の殆どがツヴァークと同じ強化プラスチックで出来ているからである。これにより恐ろしいほどの軽量化と機動性を手に入れたが、同時にドッグにも劣る死亡率からヘルチキン『地獄(戦場を)を逃げ回る』の称号が与えられた。(固定武装のアームパンチすら無いため)しかしカラーリングにより、レッドショルダーと間違う者が続出。実際このパイロットの腕により異常なまでの動きをすることからバトリングでは『ヘルスプリンター』と呼ばれるようになり伝説となった。肩が赤いのはブロッガーのものだから。ちなみにコマンダータイプのヘッドだが、ここだけコストが総じて高かったりする。上下は射撃で最も難しいとされる所で改善するためにこのようなカスタムタイプに。問題は広角に見える青いレンズ。実はただのガラス張り。本人の主張により、ここから直に見ている。またここから拳銃による銃撃をしたりするが意外に有効活用している。彼ならばカブリオレ・ドッグでも難なく扱えるかもしれない。最後に装甲の軽量化、排除は徹底しているが、お尻の部分だけそのままだったりする。

■戦闘履歴
主にバトリングで乱入してくるのを目撃されている。現れては空中からマシンガンをバラ撒き、怯んだところを蹴り飛ばすのが主流。稀に強い者がいると、マシンガンを投げ捨て、ブロウバトルに直行する。たとえ相手がリアルバトルでも格闘戦を挑む。ちなみにパンチの使用率は極めて低い。やはり『足』なのだろう。また決死の大技としてミッションディスクコード『HHH』が存在するが、まだ一度も使わせたことはない。

■謎
何故乱入するか不明。パイロットは大佐らしいが、ギルガメス軍バララント軍共に存在は確認されていない。ある戦場で数機の機体と共に確認されたという記録があるが、交戦した部隊は壊滅しているので定かではない。この時GAT-42を空中からバラ撒くというありえない情報もあるが、やはり不明。最後に確認されたのはバトリング会場のストロングバックスD2戦でそのまま両機共に交戦しながら行方不明になっている。

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