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1997年 アーマード・コア プロジェクトファンタズマ PS1 フロムソフトウェア


前作から数ヶ月でスピード発売された続編。設定はそのままでアナザーストーリーが展開される。新パーツやアリーナなどの追加要素があってますます対戦を熱くさせた。前回のデータを引き継ぎ可能(クリアしなくてもよい)で、今作のみでは前の隠し要素(パーツ含む)が出現しないので前作をやり込むことをオススメします。

特に強化人間や基準違反機体はやっておきたい。


今回から追加されたアリーナでは全49体のランカーACを撃破して一位を目指すというもの。前作にもアリーナはありましたが、あくまで格付けされているだけで戦えませんでした。

一部ミッションで戦う場合もあったが。

アリーナは対戦のようにステージを好きなステージを選んで一対一のバトルを繰り広げます。アリーナでは機体修理や弾薬費は一切掛かりませんのでお気に入りの装備で戦えます。また勝利すると賞金が貰え、特定のランクまで到達すると隠しパーツ(今回はミッションで入手不可)なども入手できるのでガンガン戦え!

ストーリーそっちのけ。


ストーリーモードでは初の味方機(防衛対象じゃなく)が登場しています。依頼主の『スミカ・ビューティライネン』が操る『コーラルスター』です。この機体はムラクモの『有明』の改修機らしく、同じく機動性重視の軽装機体ですが死にません。レーザーブレード光波ぶつけても死にません

つーか攻撃するな!!

不死身の機体だが、武装はハンドガンのみと物足りないのが弱点。

居ても居なくても一緒だが、じっくり見てみるとちゃんと戦ってくれる。

「面倒は嫌いなんだ」

AC史上最高の面倒くさがりやの『スティンガー』がのるカスタムAC『ヴィクセン』はやたらと目の仇にするストーカー……ではないがしつこい。プラズマライフルとシールドに内蔵された二連装プラズマトーチで攻撃してきますが弱い。攻撃力はそれなりにあるんだけど弱い。機動性重視の機体なのによく立ち止まる。おまけに攻撃がほとんど当たらない。アリーナの『地雷伍長』並に弱い。口だけ。
ちなみにヴィクセンはクローム社のエリート部隊に配給される機体であって、専用機というわけではない。一般販売されない機体なのでプレイヤーが使うことはできない。

武器だけでも使えたらなぁ……

AC初登場の人間

今回のミッションは全体的に簡単になっています。シナリオ数が少ないので前作をクリアした人なら1時間もあればクリアできます。代わりといっては何だが、シナリオ重視の作りで、デモシーンや会話パートが多めなので話の流れは非常に掴みやすい。

企業からではなく個人的な依頼のせいかも。


ラスボスの『ファンタズマ』は強化人間の技術を応用して、人間と機械の一体化させるシステムを組み込んでいます。この技術を壊滅させる為に戦ってきたのですが、スティンガーはファンタズマを奪い主人公を殺しにかかるというワケです。

ファンタズマはシステムのことを指すのか?機体のことを指すのか?

ファンタズマはファンタズマです。(本当は全然わかってない)


さすが強化人間の技術を使っているだけあって攻撃はハンパじゃねぇです。全方位レーザーやら大型ミサイルやらプラズマキャノンやらで火力は高い。さすがにラスボスなだけあり……

弱っ!!

結論からいいますと「シナリオよりアリーナで腕磨いて対戦しまくれ!」という内容です。逆にいえばそれだけ前作が難しく、ミッションが多かったということです。パワーアップキットみたいなものでしょうかね。

どういう意味だ?

しかしそのアリーナのおかげで異常な強者達が現れるきっかけになったのは言うまでもない。

侍か……

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アーマード・コア プロジェクト・ファンタズマ